紹介: 日常生活にはそれなりに満足している。仕事も忙しすぎず暇すぎず、友人と遊ぶ時間もある。広告代理店という職業柄か出会いもそれなりにあるけど、どうにもそこから先に進む気になれない。躊躇してしまう大きな理由、それは今までの彼氏としたHで気持ちいいって思えたことがなかったから。だから、性感帯とかもよくわからない。気持ちよくないのにHするのは、なんだか虚しい。AVだと女優さん達はあんなに気持ちよさそうなのに、気持ちよくなれないのは私が変だから?それとも相手がプロの男優さんなら、私も気持ちよくなれるのかな。確かめたくて、内心すがるような気持ちで応募したけど、撮影だなんてやっぱり緊張する。気持ちよくなれなかったらどうしよう、そんな不安も頭をよぎる。明るい部屋で撮影が始まって、最初はちょっと戸惑った。恥ずかしくて、視線をどこに向けたらいいかもわからない。そんな私を、男優さんはゆっくり導いてくれた。囁くような声も触れる手も優しくて、思わず声が出てしまう。触れられるとなんだか体がもぞもぞして、体の奥が疼くような感じ。段々動きがいやらしくなって、気がついたら目の前が真っ白になってた。男優さんの手がびしょびしょに濡れている。ぼうっとして何が起きたかよく思い出せないけど、とにかくすごく気持ちよかった。全て委ねてみよう、そう思った。
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